| 第81回 「ハワイ・アイアンマン予想」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
| 今月はアイアンマン大会の総決算となるハワイ大会が開催されます。昨年ハワイ大会にエントリーした出場者総数は1,758名でしたが、年々少しずつ出場者が増えつつあります。80年代の初頭では1,000名を切る出場者数でしたが、84年になりますと1,031名の出場者があり、日本人選手も71名が出場していました。90年代には1,300名、90年代の後半には1,400名、2000年は1,600名、03年にはついに1,700名となりました。 日本人が初めて出場した81年は8名でしたが、84年までは抽選で誰でも出場する事ができましたし、エントリーフィーも$100でした。それでもアメリカを中心として8,000名の応募があったそうです。85年からは日本でもびわ湖で予選大会が開催されるようになったので、予選で出場資格を獲得しないと出場できなくなりました。 85年以降日本人からは、毎年120名前後の選手が出場してきます。話しがちょっとそれますが、アイアンマンがハワイ島コナで開催されるようになって今年で26回目を迎えますが、ハワイ島ではアイアンマンの大会開催により一年で一番の経済波及効果を生みだしていると言われているそうです。あるハワイのHPによると経済効果は26億円位と書いてありましたし、参加、応援、メディア、関係者その他もろもろで、7,000〜10,000人がレースウィークに集まるそうです。アイアンマンでこれくらいの経済効果があるとすれば、オアフ島で12月に開催されているホノルルマラソンも今年で32回目を迎えますが、走る人だけでも約40,000人近くいる訳ですから、こちらの経済効果は100億円以上と言われています。ハワイの経済は観光で成り立っている訳ですから、この二つのスポーツイベントが無くなればハワイの経済にかなりの打撃を受ける事は間違いありません。 ハワイの大会では男女共に若手の選手が優勝する事が無く、毎年男女共にベテランで老獪さを持った選手が優勝していますが、昨年男子で初めて25才でベルギー人のルッガー・ペック選手が2位に入り、また7位に25才でドイツ人のフェリス・サルタン選手が入りました。女子の方は御三家のロリー・ボーデン選手、ナターシャ・バッドマン選手、ニナ・クラフト選手の3人がここ3年ベストスリーを占めております。女子は若手の台頭が無く36才、37才トリオが相変わらずの強さを出しています。 日本人男子エリートを見ますと、昨年は谷選手が日本人選手としては一番良い成績でしたがそれでも25位、田村選手はエントリーしましたが出場せず、エージグループの強豪である城本選手も不参加でした。また出場した柴田、河原選手らはリタイアでした。その中で、エージグループ60〜64才の部で10時間51分の好タイムで優勝した三森選手は、スイム、バイク、ランと三拍子揃った選手で今年も二連覇が期待できます。 女子エリートではNZ在住の堀選手が20位でしたが、奥田選手は不参加、千葉選手はリタイアという成績でした。田村選手は今年も不参加で、昨年25位の谷選手と31位の小原選手らのどちらがより上の成績を出せるか…気になるところです。 女子では堀選手が今年は調子が良く、3月のNZで7位、5月のJAPANで優勝、7月のロートで7位とコンスタントに成績を出しているので、入賞を狙って欲しいです。女子エージグループでは今年注目の選手が出場します。アイアンマン・デビューは88年のびわ湖大会でしたが、その年のハワイは11時間03分で40位、翌89年12位、90年15位、94年14位と3回入賞し、99年を最後にその後出場していませんでした。今年4年振りにエージグループで出場する村上純子選手は、今年で40才になりますが、現在はフルタイムで仕事をしており、どのくらいの成績を上げるのか、エージグループでは三森選手と共に注目するところです。
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